2010-04-22
2010-04-08
2009-08-17
2009-07-02
2008-05-02
緑の障壁
そこを抜けると稽古場だった
聖地への地図を描くものと
風に吹かれ軽やかなステップを踏むもの
いっしょになろうとした
ただただ緑 緑の障壁
そこを抜けるぽっかりと穴
穴のむこうは果てない青空
空は覆われてはいなかった
ここにいると 想うことができる
見えずとも 感じることができる
語らずとも 信じることができる
触れずとも 愛することができる
満ち満ちているときは盲目で
あまりにも暗いので
すべてが光に見える
光を見ていた
けっして目をそらさず
見つめつづけていた
それが反射だと気づかずに
たとえば映ったものを見ているのか
見ているものを映すのか
映したものを描いてみる
闇を走る 稲妻
夜空を走る光のドローイングを見ていると
このようにして世界は創られたのかとひとりごちて
からだが震える
境界を越えるとき
それはいつも喜びと危険を伴うので
震えつづけ 溢れつづける
溢れるものに侵され耐えるとき
あらたな視界がひらかれる
目の前に見えているものが真実だと
どうしてわかるのか
わかったためしがないので
侵されつづけ 耐えつづける
「空気からも水からも
大地からののように何千もの芽が伸びてくる
乾いたところでも 濡れたところでも
熱い場所だろうと 寒い場所だろうと」
- ファウストより -
2008-01-10
白から赤へ
年越しは雪だった
正月早々何の因果か
比叡山頂よりきらら坂を駆け下る
石山如意輪観音を拝んだ後の不如意さに
腹の底から可笑しさがこみあげる
空海も最澄も速駆けした道と
自らを慰めつつ哀れに傷んだ靴を見る
寝床に入る頃には苦も過ぎれば懐かしく・・・
夢を見る
白一面のなかにポツポツと赤が・・・
近づけば・・・紅梅?・・・かしら・・・
白と赤が交錯しやがて赤一面に・・・
夜が明けた
正月早々何の因果か
比叡山頂よりきらら坂を駆け下る
石山如意輪観音を拝んだ後の不如意さに
腹の底から可笑しさがこみあげる
空海も最澄も速駆けした道と
自らを慰めつつ哀れに傷んだ靴を見る
寝床に入る頃には苦も過ぎれば懐かしく・・・
夢を見る
白一面のなかにポツポツと赤が・・・
近づけば・・・紅梅?・・・かしら・・・
白と赤が交錯しやがて赤一面に・・・
夜が明けた
2007-12-13
2007-11-02
愛しのP.P.P.
P.P.P.の遺作「SALO」を見たとき思った
これは西欧世界のことだと
いまや全世界のこと
世界は分かれてなどいないのだから
その眼があまりにも美しかったので
ドロボーにまちがえられたというP.P.P.
その眼が見ていたものは・・・
表現者が予言者であったのは昔のこと
いまは・・・
彼はママを愛してた
とてもとても愛してた
たとえどんな愛であろうと
変わらずに愛することができれば
幸せではないだろうか
愛されるのではなく
愛することができれば・・・
2007-10-01
Jasmine-茉莉花
ジャスミンのお茶を入れていると
突然思い出して
「ジャスミンの魔女」を読む
そういえば
ずっと以前読みたいと思っていた本に
「ジャスミンおとこ」がある
ウニカ・チェルンはなぜ死んだのだろう
自ら死を選んだ人たちの記憶の襞に
ジャスミンの花を捧げよう
その甘い香りは
インドでは髪に飾る
祭りの日女たちの髪で揺れる
白い小さな花
茉莉花
2007-09-20
2007-09-03
2007-08-23
2007-07-23
performance
2007-07-14
空蝉-experiment of cicada
空蝉のないはずの目が光ってた
未明 その透明な羽が はじめて空にふれたのだろう
湿った羽を広げると かすかに震え色づいたのだろう
空に茜色がさす頃 初めての飛翔を試みたのだろう
夏が来る
すぐそこに
地中をゆさぶる蝉の一歩から
2007-07-03
2007-06-18
performance
美術展 「Art Court Frontier 2007 #5」 において
稲葉高志の作品とのコラボレーションを行います
要予約
Art Court gallery
http://www.artcourtgallery.com/index.html
詳細はギャラリーにお問い合わせ下さい
詳細はギャラリーにお問い合わせ下さい
2007-05-10
2007-05-03
sanpo-3歩3態
1歩
頭上の風
頭上の風
揺れる竹の陰
2歩
足下のスミレ
ふるえる花びら
3歩
猫の爪研ぎ
猫の左目は赤かった
sanpo
散歩の途中出会った光景
猫の爪研ぎ
猫の左目は赤く崩れていた
野良猫か
手前の猫の額ほどの小さな緑地帯には
立て看板
犬猫の進入禁止
しかし猫は越境性の動物だ
行きたいときに
行きたいところへ
行きたいように
行く
そして猫は文字が読めない
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